精神科嘱託医(職場相談員)と妻との面談結果

療養報告
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職場から休職期間を3ヶ月残した1月の時点で早々と復職するかどうか尋ねられ主治医と相談して9月まで休職期間を延長することにしました。
ところが、職場から妻が呼び出され精神科嘱託医と職場上司が相談して復職可と考えていると告げられ復職手続きの用紙を渡されました。
主治医へ経過を説明して休職期間を延長する診断書を撤回して復職用の診断書を作成してもらい職場へ提出したところ、「復職の手続きを進めてやるが、精神科嘱託医と妻との面談を行い、躁うつ病であることを職場で話すことについて相談すること。」を復職の条件にするといわれました。
本日(23日)、約50分の面談を終えた妻がまとめたものをもとにして整理してみました。
精神科嘱託医は医師の資格は持っていますが臨床経験はほとんどなく大学の講師として福祉関係を教えている方です。産業医ではなく職場から月1回の相談日の相談員として頼まれていますが、精神科嘱託医本人及び職場の上司ともに産業医と精神科嘱託医(相談員)の立場の違いの区別はついてないようです。
職場上司や精神科嘱託医は躁うつ病であることを職場で自ら話して長期療養していたことをみんなに納得してもらい、復職後もたいした仕事はできないことを詫びて受け入れてもらえるようにするようです。
精神科嘱託医は長く休むことが問題だと話しており、これを受けて職場上司は休職延長に応じなかったのだということがわかりました。

(嫌だなと思ったこと)
・希望者を対象にしているはずなのに職場上司の命令で妻が面談への出席を強要されたこと。
・相談内容は相談当事者限りのはずなのに職場上司が用意した質問事項に沿って進められて回答内容を職場上司へ報告するといわれたこと。
・お会いしたこともない精神科嘱託医から以前のバリバリ仕事をしているときとは違う状態だと判断して職場へ報告するといわれたこと。
・職場上司から復職後に躁うつ病だと職場で話すといわれていましたが、今度は精神科嘱託医は本人が職場で躁うつ病という精神疾患で休んでいたと話すようにいわれたこと。 など

(面談結果)
Dr「(職場上司から受け取った質問書に従って質問)ご主人は普段はどんな生活をしているの。」
妻「普通の生活をしています。」
Dr「(少しびっくりした様子で)狭心症でしたよね。そちらの方とかは。」
妻「お薬を飲んでいます。」
Dr「先生はなんていっているの。」
妻「何も話さないのでわかりません。」
Dr「心配じゃないの。」
妻「心配ですけど聞くと嫌がりますから聞きません。何かあれば話してくれますから。」
Dr「(不思議そうな顔をして)休職延長ということでしたが復職可となった理由は(話の途中で何度も聞かれる)。」
妻「わかりません。」
Dr「いまはどんな様子なの。」
妻「不安定です。」
Dr「主治医はどんな仕事をどの程度するかわからない。職場ではどの程度まで仕事をさせればいいかわからない。その間に立つのが私(精神科嘱託医)ですからいろいろ相談してください。職場には以前のバリバリ仕事をしているときとは違う状態であるということをお話ししておきます。前はどんな感じで仕事をしていたの。」
妻「仕事人間でした。」
Dr「仕事ばかりの状態だと身体にも負担がかかるので心臓にも悪かったのではないか。」
妻「・・・。」
Dr「許容量を超えて仕事を頼まれないよう職場で躁うつ病という精神疾患で休んでいたと話したほうがいいですよ。」
妻「うつ病でも偏見が強いのでいわないでほしいです。」
Dr「病気をオープンにしたほうが受け入れられやすいと思うが、いわないでほしいというのもわかるような気もするし、職場でもメンタルヘルスに取り組んでいるようだし・・・。」
妻「・・・。」
Dr「復職後にも職場との間に立ってこういう面談を行いうまくいけばいいと思っているのですが。」
妻「いやぁ。いいです。」
Dr「ご主人はどうして来ないの。」
妻「えっ。わたしだけだといわれていましたけど。」
Dr「ご主人はこういいう面談はどうなの。」
妻「嫌がります。」
Dr「病気になるのが問題ではなく長く休むことが問題です。病気になることでクビにはなりません。」
妻「・・・。」
Dr「職場に対して話することはありますか。残業とか。」
妻「ありません。」

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