休職辞令の受け取り方と休職中の過ごし方

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(質問)
1 休職辞令の受け取り方
10月3日から初めて休職期間に入ります。休職の承認が決まった後、職場管理者から家族が呼ばれました。その際「休職辞令を職場で交付する。」と話がありました。家族から「郵送でお願いしたい。」と伝えところ、職場管理者から「本来であれば自宅へ届けに行かなければならないが、やむを得ないので、郵送する。」と回答がありました。
職場へ休職辞令を取りに行くのは当り前のことであるというのを後になって知りました。職場で職場管理者と本人の面談が行われて療養状況を報告する機会にもなるそうですが、療養期間中に職場へ出向くことに抵抗があり、とても耐えられそうにありません。
問題職員として休職の打ち切りや解雇といった話になるでしょうか。それなら我慢して休職辞令を受け取りに職場へ出向いたほうがいいでしょうか。
2 休職中の過ごし方
病気療養と職場復帰を繰り返す職員は服務規律違反でも業務命令違反ではありませんが、職場では業務に支障をきたす職員と考えていることがあります。職員が精神疾患を抱えている場合、対処を誤ると職場側に原因があると主張し、安全配慮義務違反として職員から訴えられるリスクがあることから、一般的には慎重に対応を準備している場合が多いと考えられます。
休職中に療養に専念していないと職場から判断された場合、休職の解除や解雇なども考えられます。うつ状態のときはやろうと思っても寝込んでしまうことも多いのですが、職場復帰が近づけば職場復帰に必要な体力をつけるための散歩や通勤訓練も必要になると思います。
いろいろ考えると職場の誰かに見られているのではないかと思い、怖くて外出できなくなりました。休職中にやってはいけないことはあるでしょうか。
例えば、外出できる場合、職場の方に見られる危険性が少ない勤務時間にあたる時間中に外出するよう気をつけて、スーパーへの日常生活用品の買い物、散歩、図書館、本屋などに限るようにすべきであり、職場の勤務時間外にあたる時間中に居酒屋へいったり、土日祝日にデパートや映画館にいくことは控えるべきでしょうか。
現在、通院以外の外出を控えているのですが、逆にインターネットとかかわる時間が増えてしまい、ホームページなどにも毎日書き込みしています。職場の方に知られた場合、休職中にインターネットで遊んでいると休職の解除や解雇といった話に飛躍するでしょうか。
休職中の過ごし方は一般的に許容されるかどうかで判断すべきと思いますが、精神的に安定しておらず、正しく判断していくことが難しい状況にあることから、参考となるお話が聞けたらと思います。

(回答1)精神科医 成木 文先生
今、常識的に考えておられる範囲で大体よろしいのではないでしょうか。状況次第という一面もありますから、その都度奥さまとも相談なさって判断されたらよろしいかと考えます。それほど神経質になることもありません。
(回答2)この世の果てカウンセリングルーム Dさま
1・職場次第。一般論では答えられない。
2・居酒屋は問題外。躁鬱に飲酒は悪化させる要因でしかない。他は「疑われる可能性がある場所は避ける。それ以外は構わない」であろう。自分が逆の立場になって考えればいい。自分が働いている時、求職中の者が居酒屋などに居たらどう思うか考えて行動すればよい。買い物などは問題無いであろうが。自己判断が出来ない場合は妻に相談して決めるとよかろう。

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