臨時通院(内科) ミカルディス錠増量

循環器内科・糖代謝内科
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1 血圧
上が200、下が130と特に下が高いので、本日から1種類追加する。次回通院日(10/3)から1種類を変更する。
本日追加
アテレック錠10mg×2T/dey(降圧剤、Ca拮抗剤) ⇒取りやめ
本日増量
ミカルディス錠40mg×1T/day→2T/day ⇒アテレック錠取りやめによる増量
次回変更
ベザトールSR錠200mg×2T/dey(高脂血症用剤、フィブラート系)
(2008.9.18 11:20追記)
以前、歯科医師から歯肉の腫れの原因がアダラート(Ca拮抗剤)であると指摘があり、内科医師との調整で、Ca拮抗剤を使用していないことから、院外薬局にその旨相談したところ、主治医へ連絡してもらえることとなった。
主治医から自宅に電話があり、ベータブロッカ等を使用しており、次の選択肢は利尿剤か、Ca拮抗剤かなく、アテレット錠を選択したが、これまでの経過を踏まえて、ミカルディス錠40mg×1T/dayを倍量にすることにしましょう。直接、アテレック錠は飲まずに院外薬局へ持参し、ミカルディス錠を受け取ってください。
2 症状
(1) 手のしびれ
糖尿病のしびれは足からくるので、手のしびれは上半身の神経の影響であり、現治療の範囲外です。
(2) 両足首のむくみ
両足首のむくみは認められますが、大きな注意を払う必要はありません。水分の補給量が多すぎないよう気をつけたほうがよいでしょう。
(3) 多飲多尿
炭酸飲料(糖分0、0カロリーなど)は飲んでもかまいません。牛乳は200ml/dayまでにしてください。コーヒー牛乳は砂糖が多く含まれているので飲んではいけません。コーヒーを飲むときは砂糖を入れないでブラックにしてください。
(4) 食物繊維
偏食(野菜や果物が一切食べれない)といっても食べれるものがあるのではないでしょうか。入院中に出ていた食物繊維の粉末サプリメントは継続したほうがよでしょう。
3 処方薬
残量(10/5まで、17日分)があり処方しません。ゼチーアの追加は中性脂肪の計測値をみるため保留しています。
4 腎障害と向精神薬の処方制限
尿たんぱくがあるとはいえ、一番大切な糸球体ろ過率が正常値であり、クレアチニンや尿素窒素の検査値も良好なことから、リーマスの中止は必要ないと思うが、精神科主治医へ伝えたほうがよいでしょう。
5 糖尿病性腎症と慢性腎炎
前回の通院時に慢性糸球体腎炎を疑いましたが、検査結果を精査したところ、異常値が認められませんでした。高血圧による腎臓の負担も大きいと思います。検査数値をみると、腎生検によりさらに診断を進める必要性もありません。7年前の糖負荷試験の結果、すでに糖尿病であったと考えるのが妥当でしょう。
6 医療費(自己負担)
クリニック  570円
院外薬局  1,220円
7 次回通院日
平成20年10月3日(金)

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